ターゲットを絞り過ぎる“勘違い”

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こんにちは、観光ホスピタリティコンサルタント石田宜久です。
 
いよいよゴールデンウィークですね。
 
関東圏では有名な地元のお祭り「くらやみ祭り」がこの時期にあり、
なんだか市全体がそわそわし始めています。
 
分社が各地にあり、全国から人が集まり、夜通しお神輿を担ぎます。
 
おそらくお祭り好きの方も混ざっているとは思いますが。
 
日本一の大太鼓が出るお祭りでも有名ですよ。
 
渋滞・混雑の中旅行や帰省する人。
地元でゆっくりしたり、私みたいに盛り上がったり。
 
休みと言っても、その形は様々ですね。
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INDEX

 

>お知らせ・観光ホスピタリティ情報

>今回のテーマ『ターゲットを絞りすぎる“勘違い”』

>編集後記

 

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お知らせ・観光ホスピタリティ情報

 

51日発行の雑誌「月刊近代中小企業」に記事が掲載されます。

 

「町おこし・地域活性化」について書きました。

 

会員誌のため書店では販売されませんが、もしご興味があれば、

単発でも購入できるらしいので、読んでみてください。

 

HPにも見本をあげておきます。

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ターゲットを絞りすぎる“勘違い”

 

先日飛び込んできた「韓国旅行業界の政府に対する支援要請」。

 

韓国の旅行会社が日本人観光客減少のため経営難に落ち込み、

政府に支援を要請したというニュースです。

 

特に日本での韓流ブームを切り札に、日本人を観光のターゲットマーケットとし、PRやキャンペーンを強化、誘致を進めていました。

 

ところが円安や竹島問題により日本人観光客が急減したのはニュース

でやっている通りです。

 

韓国国内の約15000社が加盟している韓国旅行業協会が政府

観光課に公文書を送り、支援を必要とするほどのピンチを迎えています。

 

予約率の減少は93.4%だそうです。

 

ではなぜ、日本人観光客が減少しただけでこうなったのでしょう。

 

「観光ではターゲットマーケットに集中しない」

 

というセオリーに反した政策を行ってきた結果です。

 

実は日本でも最近まで中国人観光客に重点を置いていた事もあり、

同じ影響を抱えていましたね。

 

小売業から生産業までがこだわっていましたね。

 

私の知る限り、非常に多くの観光地・施設・ホテル・旅館などの観光

従事企業がターゲットという言葉を使いマーケットを絞っています。

 

そう、これは他分野のビジネスセオリーからによる“勘違い”なのです。

 

観光では客層の“目安”を付けることはありますが基本的には絞り

こみはしてはいけません。

 

観光地で集客に難しさを抱えている地域では、私はまずこのターゲット

という概念を捨てるようにご提案しています。

 

もちろんこれだけで集客にはなりませんが、やれる事の範囲が広がります。

 

観光には観光独自の知識が必要で、絶対に知らなくては危険です。

 

今回の韓国の例は極端ですが、事例としては学べるポイントが多い、

知っておくべき事例となりました。

 

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編集後記

ここ3か月ほどですが、ボルダリングを始めました。

 

仕事の合間に各地のジムを周っていますが、同時に行かせていただいた

地域での外岩に目が行ってしまいます。

 

お勧めがあったら教えてください!!

 

もしかしたら観光のネタも見つけることができるかもしれませんしね。

 

では、今回はこの辺で。

 

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§§今号も最後まで目を通していただき本当に有り難うございました§§

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