ホスピタリティコンサルタントが考える、社会人を捨てると見えてくるもの

ホスピタリティ通になる!メルマガ≫隔週1刊 No.58

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こんにちは、観光ホスピタリティコンサルタント石田宜久です。

 

東京では、桜の季節が終わったというのに、ヒートテックが

離せない私ですが・・・

 

今年はお陰様で、各地の桜を見る事が出来ています。

 

いろいろなお話をさせていただいていますが、ここ最近は、

桜の話をしているように思えます。

 

やっぱり、好きなんですね、桜が。

 

では今回も始めましょう。

 

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INDEX

>お知らせ・ホスピタリティ情報

>今回のテーマ『社会人を捨てると見えてくる?』

>編集後記

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お知らせ・ホスピタリティ情報

 

私が連載させていただいている「大人のひねり旅」

 

2回目となる、4月号が発売になりました!

 

観光業、サービス業ではキーとなるロングステイについてです!

 

ぜひ、ご覧下さい。

 

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社会人を捨てると見えてくる?

 

ささいな事が、とてもうれしく思う事がありませんか?

 

自分自身でも意外と思うほどうれしくなることが。

 

コンサルに入っているホテルで先日あった出来事なのですが、

そのお客様の笑顔が忘れられません。

 

春休みと言う事もあって、小さいお子様を連れてお越しになる

お客様が多い時期。

 

中でも入学式を迎えるお子様もいらっしゃいました。

 

どこか「お兄ちゃん(お姉ちゃん)」になる!という心構えが

芽生えてきた頃なのでしょう。

 

ホテルの玄関に到着された際、従業員がそのお子様の荷物を

「お持ちしましょうか?」と声をかけた時です。

 

「いい!」

 

と、断り、自分の荷物を自分で持ったのです。

 

しかし、その従業員から驚くべき言葉が出たのです。

 

「いいえ、渡してください!」

 

私も「えっ!?」と思ったのですが、続きがあったのです。

 

「あなたも大切なお客様です。こんな重そうなお荷物を

持たせてお部屋までご案内する事はできません」

 

と、これから小学生になるお子様におっしゃったのです。

 

そんな頑なに・・・と私は思ってしまいました。

 

ところがその後、お父様が私に声をかけてくれたのです。

 

「ありがとうございます。他では“子供”としか扱ってくれず、

初めてこの子に“お客様”と言ってくれました」

 

どうしても「子供のわがまま」と捉えがちですが、そうではなく、

一人のお客様として接したことが、ご両親にとってはとても

嬉しく思えたのでしょう。

 

「社会人」という形式づいた仮面を捨てて、「人」として

接する事で、思わぬ幸せを提供する事ができるのだと思いました。

 

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編集後記

 

今回の様に、現場の出来事を見ていると、私自身も第一線に

いてもよかったのかなぁ。。。っと考えてしまいます。

 

オーストラリアのホテルに残っても良かったのか?

 

考えさせながら、今週は仙台にお邪魔します!

 

では今回はこの辺で。

 

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§§今号も最後まで目を通していただき本当に有り難うございました§§

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