観光で進化し続ける・・・その裏では?を考える

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vol.092号  http://www.dithi.net
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こんにちは、観光ホスピタリティコンサルタント石田宜久です。

 

女子サッカーW杯、なでしこジャパンは準優勝でしたね。

 

なかなか連覇はできませんか。

 

それでも前回大会の優勝に次いでの準優勝!快挙中の快挙です!

 

借りはオリンピックで返せばいいのです。

 

明るいニュースが続く、そんな楽しい時間を目指しましょう!

 

それでは今回も始めます。

 

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  INDEX
 【1】 お知らせ・DiTHi情報
 【2】 今回のテーマ「進化し続ける・・・その裏では?を考える」
 【3】 編集後記
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 【1】お知らせ・DiTHi情報
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早くもお声掛けいただき、登山雑誌で紹介されることになりました。

 

観光素材がない・・・観光資源に乏しい・・・とは、言わせません。

 

普段目にしている風景に、世界200万人を虜にする可能性があります!

 

【1】クライマー・登山者の観光誘導

【2】クライミング・登山という観光資源作り

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 【2進化し続ける・・・その裏では?を考える
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観光業に着手すると、町の雰囲気が変わっていくのは当然です。

 

特に最近では、海外からのお客様を意識したり、耐震問題の影響による

建て替えも合わせ、ガラッとイメージの変わる地域も増えています。

 

元を辿れば、高度成長期に一気に発展が進んだ事もあり、老朽化の波に

逆らえないという一面もあるようです。

 

そこへきての、東京オリンピックにラグビーW杯。

 

特にラグビーのW杯は、日本全国に影響がありますね。

 

そんな中私の手元に来るお話に、

 

「昔の雰囲気を残すべきか、対応に合わせた新しい町づくりが必要なのか?

 

との、お悩みの声。

 

実は海外でも同様に課題とされ、悩み続けている研究対象でもあるのです。

 

例えばよく取り上げられる場所としてタイのバンコクがよくあげられます。

 

仏教の色が強く、昔ながらの「寺院基盤都市」の町づくりがされ、寺院は

もちろん、個々の民家にも特徴的な装飾や形が有名とされてきました。

 

しかし観光産業の発展と共に、ホテルが増えショッピングモールが建ち、

レジャー施設が乱立する始末。

 

欧米色の強いビルが増え、正しく都市化が進んでいます。

 

ところがここにきて、評判を落としてしまった観光面。

 

タイ独特の雰囲気を楽しみにしていた観光客が、空港を出た途端に肩を落とし、

自分の地元にもあるような風景を目のあたりにするのです。

 

イメージされていたタイの風景は「作られた風景」でしかなく、古来より

特徴的とされてきた景色を見る事が出来なくなってしまいました。

 

そこで始まったのが「昔に戻る発展」。

 

「発展」とは進むことばかりではなく、「戻る」事もまた発展なのだと考えたのです。

 

私はこのことを日本にも言える事だと確信しています。

 

どんなに歴史を重んじている地域とは言え、駅には駅ビルが建ち、デパートが

入りホテルにつながっている。

 

一か所を守っていても、その裏に広がるのは空ではなく建築物。

 

やはり建て替えは必要ですし、観光客を求めれば宿泊施設は必要です。

 

しかし、せっかく来ていただいた観光客の印象を台無しにしては、進めた

発展も無為な前進。

 

ゴーストタウンへの道が作られてしまう事になるのです。

 

この辺のバランスを保つことが、非常に大切なんですね。

 

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 【3】編集後記
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登山・クライミングをする私ですが、最近は天候に恵まれず・・・

 

「コンサルで地域にどうですか?」と進めている私ですが、天候が敵である

事には変わりがありません。。。

 

その為にジムがあるのですが、一気にとは、なかなか。

 

やはり雨ばかりと言うのは、困りますね。

 

それでは今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

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